【LEG #22】FSXで日本一周セスナの旅 日本のてっぺん稚内へ (オホーツク紋別空港 RJEB ⇒ 稚内空港 RJCW)
本日は久しぶりの長距離フライトとなります。日本のてっぺん、稚内へ向かいます。稚内は少々荒れ模様の様ですね。夏季には、FDA が積極的にチャーター便を運航していた事でも有名な場所です。
今回の巡航高度は 10500ft でいきます。CT206H の上昇性能を計るのにも持ってこいです。
Briefing
【METAR】
RJEB 28006KT 9999 FEW030 SCT040 M06/M12 Q1003
RJCW 26018KT 4900 -SHSN FEW015 SCT030 BKN040 M08/M11 Q1002
【巡航高度】 10500ft
【飛行経路】
Flight
今日も相変わらずセスナが空港を占領してますね。
外部視点でズームすると…誰か乗ってます(笑)誰?
RWY32 から Takeoff!少し左からの風が強いので流されてます。
5000ft を通過しさらに上昇。だいぶ空港から離れました。
10500ft に到達。向かい風が強いので、IAS は 140kt を指してますが、GS は 120kt 程しかありません。
空港まで 30NM をきりました。相変わらず雲が行く手を阻みます。
雲の合間をぬって降下開始。これは揺れそうだ。
と、雪が降りだしました。
2000ft でようやく雲の下まで出ました。しかし、雪が降ると前が見にくいし、速度感覚がおかしくなります。
日本最北端の空港が見えてきました。この様子だと十分降りられそうです。相変わらず風は強いですが。
管制からの指示で、ILS の無い RWY26 へ着陸。思った程、視界も悪化していなかったのでよかったよかった。
駐機場への唯一の誘導路が滑走路の奥の方なので、あえて着地点を伸ばして着陸~
大雪の中、稚内空港へ無事到着。「飛想会」のとのちゃん様のシーナリーを入れさせて頂いております。こういった地方空港のシーナリーは非常に重宝しております。日本一周なんて企画ですと特に。
Debriefing
【OOOI Summary】
Block Out:9:26 TakeOff:9:27 Landing:10:23 Block In:10:26
Block Time:01:00 Flight Time:00:56
【実飛行距離】
97 nm
【フライト後記】
今回は 100NM 近いフライトでした。ちょうどブロックタイムが1時間でしたね。って事は単純計算で平均 100kt で飛んでた訳ですね。風の影響が無ければもう少し早くなりそうですが、冬の上空は強い偏西風が吹き荒れているので否が応でも影響を受けますね。
CT206H の上昇性能はというと、単発プロペラですが申し分ないのではないかと思います。Takeoff して 10500ft まで到達するのに12分かかっていますので、上昇率は平均で 875ft/m となります。ほぼほぼ、昇降計は 1000ft/m くらいを指していた様に思います。向かい風の中での上昇だったという事もあるでしょう。しかし、10500ft からの降下タイミングがなかなか難しかったですね。意外と降下率が上がらず、少し遠回りをして高度処理するハメになりました。これ日々勉強ですね。
次回とその次は、比較的短距離のフライトとなります。利尻、礼文を巡るフライトです。久しぶりにマニュアルで飛びましょうかね!
【日本一周の軌跡】