となりのトロロ屋さん
いきなりですが、先日とろろを食べに行ってきました。
今まで、とろろの専門店みたいなとこに食べに行くなんて事が無かったので、どんなものかと思いましたが、『たかがとろろ、されどとろろ』という印象でした。
今日はそのお店について少し紹介したいと思います。
(注:感想はあくまで個人の意見ですので、あしからず)
茶畑のど真ん中
お店は『自然薯農家れすとらん とろろ屋ととろ』という、タイプミスしそうな名前です。
日没後に行ったんですが、周りは一面茶畑で街灯もほとんど無く、お店を探すのが大変でした。
しかも後部座席に乗ってただけなので、たぶん一人では行けないと思います。
お店の暖かい光だけが頼りです。
駐車場はお店の裏側にあり、広めのスペースがあるので車数台で行っても駐車できるんじゃないかと思います。
(当日は火曜日だったので、空いていたのかもしれませんが)
お店の正面は、きれにライトアップされていて周りが暗い事もあってかなんだか安心します。
雰囲気が良く、ひとにやさしい店構え
店内に入るとまず目に入るのが、雰囲気の良いカウンター席。
当日は数人で予約しており座敷に通されましたが、一人でカウンターで飲んでいても
全く問題無い感じだと思います。
座敷には掘りごたつがあり、年配の方にも優しい作りになっています。
さらに優しいのが、掘りごたつの中の床が床暖房になっていて、至れり尽くせりの作りになっています。
この季節、冷えた体を足先から温めてくれる床暖房は重宝しますよね。
また、座椅子が標準装備となっていますので、ゆったりと座ってくつろげる空間になっています。
特選食材ととろろのコラボをご堪能あれ
自然薯の農家の方が営んでいるお店で、自然薯以外のお米、お肉、野菜などの食材にも
こだわりを持っています。(ホームページに生産者の紹介もあるくらいです)
たしかにお米の香りが良く、程よい噛みごたえでうまかった!
メニューにはスタンダードなとろろ丼から漬けマグロのとろろ丼、金豚王(きんとうおう)カルビのとろろ丼など、様々なこだわり食材とのコラボ丼があります。
このお店のとろろは、鯖から取った出汁を合わせて提供しています。
(鯖が苦手な方には、鯖以外の出汁で作る事も可能らしいです)
通は生とろろ(出汁の入っていない)で、自然薯本来の味を楽しんだりします。
また、ランチではミニとろろ丼とラーメンのセットなどもあり、こちらもまた食べてみたい一品です。
漬けマグロの誘惑に負ける
今回私が注文したのは、漬けまぐろのとろろ丼(税込1,730円)でした。
がんばった、俺!
うれしい事に、ご飯は1膳無料というサービス付き!
漬けまぐろのお米は若干酢がきいていて、うれしい誤算でした。
初めは半分程とろろをぶっかけて食しましたが、これがまぐろと合うんですね~
ペロっとたいらげてしまいました。
そして、お吸い物にとろろ昆布が入っていてこちらもとろろがいい味出してました。
ご飯のおかわりを頼むと、別のどんぶりでホカホカのご飯が運ばれてきます。
それにはとろろのみをかけて食べましたが、鯖出汁が効いていてご飯が進むくんでした。
また、付け合わせに自然薯の漬物があってこれまた美味でした。
納得のクオリティ
餅は餅屋と言いますが、やはり専門店だけの事はありました。
今までのとろろの概念を覆されると言いますか、これまでのとろろは正直そこまで好んで食べようという気になる事はありませんでした。
こだわりを持った店主の思いが伝わってくる、そんな一品でした。
ちなみに、牧之原の茶漬けコンテストでグランプリに輝いたお茶漬けもこちらのお店で
食べられるとの事。
限定10食みたいですので、ぜひ機会があれば食べてみたいものです。